和桜由来乳酸菌について
和桜由来乳酸菌とは
『和桜由来乳酸菌』は、日本を代表する桜として有名なバラ科・サクラ属の『ソメイヨシノ』の花から単離した弊社オリジナルの乳酸菌です。
ビフィズス菌増殖作用や、抗菌活性作用、皮膚常在菌バランス改善作用、GABA 産生作用など、現代
社会で広く貢献活用できる作用を保持しています。
開発経緯
弊社は従来から植物抽出物に着目し開発・共同研究を行ってきました。
その中で植物由来の観点から、日本を代表する花「桜」へ目を向けました。
ソメイヨシノには、『純潔』『優れた美人』という花言葉があります。まさにその花言葉の通り、優れた機能性を幅広く持つ乳酸菌が存在
している事が分かりました。
ビフィズス菌増殖作用や、抗菌活性作用、皮膚常在菌バランス改善作用、GABA 産生作用など、現代社会で広く貢献活用できる作用を保持しています。
さらに、弊社では長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)発現誘導作用を持つ乳酸菌を新たに発見し、健康食品や化粧品、医薬品への応用を目指しています。
機能性乳酸菌について
古くから親しまれてきた発酵食品と乳酸菌
味噌や醤油、漬物といった発酵食品は私たち人間は古くから食文化としてともに栄え、食生活を支えてくれました。
その発酵食品に含まれる乳酸菌に、近年の研究で様々な生理機能を有することが明らかになってまいりました。特に健康機能といった「第三次機能」に関心が集まってきています。
具体的には、整腸作用・免疫賦活作用、血圧降下作用、脂質代謝改善作用等を中心に多様な機能が次々と発見されています。
最近では乳酸菌はヨーグルトのみに限らず、菓子類や飲料水などにも含まれ健康を支える機能と共に多くの商品が開発されてまいりました。
ビフィズス菌増殖作用について
ビフィズス菌は悪玉菌の増殖を防ぎ腸内環境を整え、さまざまな保健効果※を発揮します。
※肥満予防・便秘予防・免疫力 UP・アレルギー症状緩和・美肌作用・コレステロール値低減・糖尿病予防・ストレス緩和 など
このビフィズス菌を増やす作用を「ビフィズス菌増殖作用」と言います。
サーチュイン遺伝子について
サーチュイン遺伝子とは
老化や寿命の制御に重要な役割を果たすとされ「長寿遺伝子」とも呼ばれています。全身性のアンチエイジングを実現するために重要な遺伝子です。
サーチュイン遺伝子の役割
サーチュイン遺伝子が活性化しサーチュイン(酵素/タンパク質)が作られます。
このサーチュインには、老化やがんの原因とされる活性酸素の抑制、病原体のウイルスを撃退する免疫抗体の活性化、さらに全身の細胞の遺伝子をスキャンして修復するなどさまざまな老化を抑制する機能があるとされています。
サーチュインを生み出す設計図の役割がサーチュイン遺伝子です。
サーチュイン遺伝子の種類
「サーチュイン」にはSIRT1~7まで7種類あり、それぞれ異なる機能を持っています。中でも最も詳細な解析が進められつつあるのが「SIRT1」です。
さまざまな組織で機能を果たし、全身のアンチエイジングに効果的であることが分かってきています。
SIRT1の効果
・シミやシワの改善
・バリア機能の改善
・セラミド合成
・ミトコンドリアの活性化
SIRT2~7の機能
・SIRT2(細胞質):細胞周期・運動性・ミエリン形成
・SIRT3(ミトコンドリア):脂肪酸酸化・抗酸化制御
・SIRT4(ミトコンドリア):インスリン分泌・脂肪酸酸化抑制
・SIRT5(ミトコンドリア):尿素回路
・SIRT6(核):ゲノム安定化・代謝・寿命延長
・SIRT7(核小体):rDNA転写
サーチュイン遺伝子発現誘導作用
サーチュイン遺伝子が活性化するには、通常、適度な運動やカロリー制限や抗酸化成分などを摂取するとよいと言われています。
私たちは、サーチュイン遺伝子発現誘導作用のある乳酸菌を発見・応用することによりサーチュイン遺伝子の活性化を目指しています。
和桜由来乳酸菌のもつその他の幅広く有用な機能性について
食品・化粧品、医薬品等広い展開に期待
和桜由来乳酸菌は、サーチュイン遺伝子発現誘導作用以外にも、以下のような幅広く優れた機能性を有しています。
それぞれの機能性の特徴を生かし、食品や化粧品など日常生活での活用はもちろん、医薬品への活用も期待できます。
GABA産生作用
GABAは、γ-アミノ酪酸の略称で、アミノ酸の一種です。人間の脳内にも存在し、緊張やストレスを軽減させ、脳の興奮を鎮める働きがあると言われています。
また、睡眠の質を高めたり、血圧を下げる機能があることが報告されています。
GABA産生作用は、GABAを作り出す作用があるのです。
線維芽細胞賦活作用
線維芽細胞とは、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった真皮の成分を作り出す細胞のことです。
線維芽細胞賦活作用は、線維芽細胞を賦活(増殖)させ、シワの抑制やたるみなど様々な老化に対する効果が期待できます。
皮膚常在菌バランス改善作用
皮膚常在菌とは、皮膚の上に存在する微生物のことです。代表される常在菌としては、表皮ブドウ球菌やアクネ菌、黄色ブドウ球菌皮膚常在菌などがあります。
皮膚常在菌のバランスが崩れると皮膚トラブルを引き起こします。
皮膚常在菌バランス改善作用は、皮膚の常在菌のバランスを安定させ、皮膚のバリア機能を保ってくれるのです。
抗菌活性作用
抗菌とは、菌が住みにくい環境をあらかじめつくることを意味します。
抗菌活性作用は、菌の増殖を抑制あるいは阻害する作用があるのです。
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